「生物と無生物のあいだ」を読み終えたので

さっそく、今まで棚上げにしていた「おもしろいのはいいんだけど、けっきょく書いてあることは正しいの?」という、本来重要なはずの部分について適当にググってみた。 幻影随想: 福岡伸一氏の書く文章が到底見過ごせないレベルで酷い件 その1―今西進化論の…

生物と無生物のあいだ

「生物と無生物のあいだ」という本を読んでいる。今3分の2ぐらいまで。 ふつう本の感想は最後まで読んでから書くのだが、どうしても我慢できなかった。 これおもしろすぎるよ! 本当に。 ものすごく大雑把に言えば遺伝子に関する話の本なのだが、本題に入…

めぞん一刻

なんだか知らないけど不意に思い立って文庫全10巻を大人買いして一気に読んだ。おもしろかった。響子さんは実に悪女だな。 一気に読んでちょっともったいない気もするので次はちゃんと時間軸に沿って7年かけて読みますごめんうそ。

よつばと!読み直し中

5巻を読み返してみたらよつばがまたお隣に遊びに行くのかと言われ「しごとだからなー」と答えてた。あれ? じゃあなんで6巻で「子供にも『仕事』がある」と知ってあんなにびっくりしてたんだ。

よつばと!6巻 再考

「再考」ってほどのものでもないが、もう一度読んでみて思ったこと。 一度目には気づかなかったのだが、読み直してみて「よつばとはいたつ」で、はしっこを走るよつばが溝に落ちそうになる(が、落ちない)、という細かい描写に気づいて驚いた。 また、6巻…

よつばと!6巻

宿題をおもしろそーじゃなくやるみうらの顔がよい。あと制服の風香がカワイイ。風香は正直オレもジャンボ同様「勉強できない子」的なキャラなのかなと思ってたこともあったのに実は副会長だったなんて! 優秀キャラ! 第40話「よつばとはいたつ」の出来がよ…

水滸伝と日本人/高島俊男

ちくま文庫から出ていたのを購入。文庫化が遅いぞちくま。 とりあえず、高島先生が死ぬ前に出てよかった(←不謹慎)。いや実際高島先生はもう何年も前から耳が遠くなった目が疲れるおいぼれたもう長くないよみたいなことを言っていたわけですが最近になって…

ジョン平とぼくと/大西科学

積ん読状態だったのがようやく読み終わったので感想を書こうと思ったのだが、「アニメ業界の発熱地帯でしょ?」でおなじみ「さて次の企画は」ですでに大絶賛の書評が書かれていたので、別のことを書く。 ――五日、吾妻官房長官は記者団の質問に答え、伊達首相…

『さよなら妖精』(米澤穂信)を読んだ

とてもおもしろかった。後日あらためて感想を書きたいと思う。 以下、ネタバレな話。↓ ↓

ダ・ヴィンチ・コード

非常に「今さら」な話で申し訳ないが、って別に申し訳なくないが、いやそうは言いつつも申し訳ないが、っていうほどでもなくもn……、まぁどっちでもいいや。で、ダ・ヴィンチ・コードを読んだ。 ちょーおもしろかった。すっげー……すっげーおもしろかった。(…

よつばと! 5巻

買った。ダンボーがひじょうによい。気に入りました。 やんだはダメキャラ。

新吼えろペン・3

に収録されているおまけマンガ「逆境ナイン特別編 からくり逆境サーカスナイン」が良かった。二回読んだ。

漱石の夏やすみ 房総紀行『木屑録』/高島俊男

高島俊男の『漢字と日本人』は名著だ。なにしろ私は『漢字と日本人』をほとんど信奉しているのだからしょうがない。したがって「和語はなるべくかなで書く」という高島の方針にも私はおおいに賛同するのだが、しかしこの『漱石の夏やすみ』を読んで感じたこ…

インストール/綿矢りさ

文庫化していたので買ってみようかと思って本を手にとってパラパラとめくったら活字が妙に大きくてなんだかバカにしてるように見えたので「これはワナだ。これを買うことは敗北を意味するぞ」と思って買わずにいたのだけれど、今日唐突に思いきって買っちゃ…

GOTH 夜の章&僕の章/乙一

買った。なんで2冊に分けてんだバカ、とかぶつくさ言いながら買った。 非常におもしろかった。 それにしても主人公の名前を 「**君」 と僕の名前を読んだ。 などとあからさまに伏せておくという手法はびっくりした。反則じゃないかとも思ったがそれが確か…

買った

コミック三国志マガジン やっぱ曹操正伝の「献帝が実は曹操の子かもしれない」っていう設定は気持ち悪さが先に立つなぁ。 白井三国志はやっぱり良いよ。

買った

「お言葉ですが…(6)」と「蒼天航路(34)」を買った。ある意味三国志繋がり。今回の「お言葉ですが…」で三国志の話が出てくるのは「任侠」についてのところだけだけど。 蒼天航路は劉備が漢中王になって関羽が快進撃を始めたところ。漢中王になった時に曹操が…

高島俊男メモ (3)

高島俊男つながりで、立ち読みした今日の週刊文春コラム「お言葉ですが……」の話。「四字熟語という言葉は存外新しい言葉である」というような主旨で、オレの記憶が正しければ昭和60年にできた言葉とのこと(見間違いで正しくは昭和16年、とかだったらゴメン…

高島俊男メモ (2)

それにしても高島俊男の著書「三国志 きらめく群像」は名著だ。「諸葛亮を意図的に低く評価している」感はぬぐいきれない(父親を不明とする説を挙げるなど)が記述の明快さと文章の面白さが優れているのでそれで十分じゃないか。なぁ。

高島俊男メモ

唐突にメモ。高島俊男の著書に「中国の大盗賊―天下を狙った男たち」という本がある。で、この本、あとがきにもあるように、規定枚数を大幅にオーバーして、泣く泣くいろんな部分を削って出版したものだそうだ。で、どうも聞いた話によると、というか週刊文春…

暗黒童話/乙一

ファンタジーっぽいホラーかと思ってたら怪奇ホラーだった。怖ぇー。 変な能力の人が出てきたときに「あーこいつスタンド使いだ」と思いながら読んでたのは最近文庫版ジョジョ4部をそろえてドップリはまったのと乙一がジョジョ4部小説をずっと執筆してていま…

買った

「水滸伝」を読んだこともないのに高島俊男「水滸伝の世界」を買ってみた。一応序文で読んだことのない人にも大丈夫なように書いたとあるし、同じ高島俊男の「三国志 きらめく群像」が面白かったのでたぶんこっちも面白いだろうと思ったので。 で、読んでみ…

買った

文庫版ジョジョの奇妙な冒険(24)(25) ジャンケン対決がアツイなー。 満を持して登場した割に「あれ? そんな強くなくない?」なエコーズAct.3はなんなんだろう。地味な能力のクセに射程距離が妙に短く設定されてるし。荒木マジックか! 吉良の強さを引き立た…

平面いぬ。/乙一

昨日買ってのんびり一編づつ読んでいこうと思っていたが一気に読んでしまった。面白かった。やっぱり乙一は天才だと思う。

夏と花火と私の死体/乙一

本当に面白かった。この人の他の作品も読もう。