ダ・ヴィンチ・コード

非常に「今さら」な話で申し訳ないが、って別に申し訳なくないが、いやそうは言いつつも申し訳ないが、っていうほどでもなくもn……、まぁどっちでもいいや。で、ダ・ヴィンチ・コードを読んだ。
ちょーおもしろかった。すっげー……すっげーおもしろかった。(って、この言い回しはこないだ使ったばっかだなぁ)
わりと専門的な内容を扱っていながら、読者を飽きさせないようなきわめて早いテンポで、悪く言えば不自然なくらいの展開の早さで一気にストーリーを読ませてしまう。いや悪く言うつもりはなかった。テンポが早いのはいい。ほら翻訳小説ってなんかだるいじゃん? テンポ悪かったりするじゃん? テンポ早いほうが絶対いいじゃん?(なんだこの口調)
いやぶっちゃけ展開はちょっと不自然……いやそんなことはないよ。ソンナコトナイヨ。
明かされていく壮大な歴史観は「陰謀説は大きければ大きいほどおもしろい」という誰かの言を思い出した。
あ、あと、ちょっとネタバレになるが、

正直に言って、サー・アイザック・ニュートンが出てきた時点で「あのアレ」は誰もが連想すると思うのだが、なぜみんなつごうよく忘れてるんだろう。登場する人たちはみなニュートンを「科学者」ではなく、「宗教学者(だっけ?)」として認識しているからだろうか。「逆に『あのアレ』じゃないものが答えなのか?」と思ったら「あのアレ」であってるし。まぁいいか。