虎の門SP

「話術王」という企画はもう第三回らしいが、実は見たのは今回が初めて。
いや、厳密にいうと前ちらっと見たかな。確かジュニアが巧緻に富む話芸を見せていたような気がする。今回は審査員席に座ってたけど。
というかそもそも今回も所萬遊記を見終わってから見始めたのであって全てを見たわけではない。すでに予選は終わって準決勝に入ってた。
もともと持ちネタとしている話に、即興で「こういう視点で話せ」というテーマを加えて話させるというムチャ振りをする企画で、準決勝の時点ではまだ「ムチャな企画だなぁ」という印象だった。というより、芸人の負担が大きすぎる割にはそんなにおもしろいかねコレという感じがあった。
ところが、決勝の矢作vs設楽がすばらしかった。両者ともにおもしろかったが、特に設楽は100点満点の出来。
もうすでに同じ話を二度三度と話しているわけだが、それをどんどん即興で肉付けしていくうちに「話がさらにおもしろくなる」ということのおもしろさ。
「ムチャな企画」という印象はやはり消えていないが、おもしろかった。また見たいな。

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