デステニー

明石家さんまは「ファン (fan)」を「フアン」という。あと倖田來未も「フアン」といってた。一種の関西なまりなんだろうか。


堺正章は「エンターテイナー (entertainer)」を「エンターティナー」という。なにかでこれを指摘する文章を読んで、それからはオレも見かけるたびに「はいはいティじゃないティじゃない」と心の中でいつもつっこんでる。
といいつつオレも油断すると「ディテール (detail)」を「ディティール」という。「ディテール」ってけっこう言いづらいよね、実際。
「デスティニー (destiny)」も言いづらい。というか「ディスティニー」だと思っていたことがあった。今はおおむね「デステニー」と読んでる。同じ間違った読み方なら「ディスティニー」よりは「デステニー」のほうがまだマシかなと思ってるので。「デスティニー」を「デスティニー」とちゃんと読んでる人はえらいよね(そうか?)。


よくよく考えると「エイ」って音は実はけっこう言いづらいのではないかと思う。日本語では「エイ」は「エー」になるから。英語が「エーゴ」とかそういうアレね。
でも最近は「エイ」を文字通り「エイ」と読む人が増えているのだとなにかで聞いた。そういえば「ビフォーアフター」のナレーション加藤みどりは「ていねい」をかならず「テーネー」ではなく「テイネイ」といっていた。


テレビ番組のテロップで「バースディ」とあるのを見た。テロップは「バースディ」なのだが、実際に発していることばは「バースデー」だ。
「デイサービス」を「ディサービス」と書いている看板を見、それだとWizardryの灰になる魔法ではないか*1と思った、みたいな話を大西科学で読んだはずなのだが検索しても見当たらない。どこでみたんだっけ。掲示板かなぁ。


話は変わるけど、大西科学がエイプリルフール限定で『雑文館』風になっていた。あれはよかった。なつかしいなぁ雑文館。


「mail」を「メール」と表記した場合は「電子メール」のことを指し、「メイル」と表記した場合は鎖かたびらのようなよろいのことを指す、という約束事があるが、どういう由来でそうなったんだろう。


Googleで「ディティール」を検索すると「ディテール」も拾ってくれる。ありがたいけどちょっとおせっかいだ。それなら「デテール」も拾ったらいいじゃない。「デテール」っていう表記はさすがに見たことないけど。

*1:「ディ」という魔法。なお「ディ」は本来『灰になる魔法』ではないが、結果としては灰になる魔法である