三国志メモ

三国志演義」を読んでる。全120回で今115回なのでようやく終わりそう。ずいぶん長いこと読んでたなぁ。
で、107回あたりで夏侯覇が「魏には若き名将訒艾がいるから気をつけろ」とかなんとか言ってて、確か史実だと訒艾ってけっこういい歳(というか、おじいちゃんに近い)だけどまぁ物語だから若いことにしてるんだろう、と思って読み進めてると112回で姜維が二十歳くらいの若き魏将と戦う場面でその将が「訒将軍を知らないのか」って言うわけですよ。で姜維は「訒艾に違いない」って思って戦うんだけど実はそいつは訒艾の息子の訒忠で、訒艾が「息子を追うな。訒艾ここにあり」といきなり颯爽と現れてびっくり! という驚きの場面。
で、分からないのはなんで叙述トリック使ってるの? っていう話。叙述トリックって言うか、夏侯覇の若き名将発言はただのウソじゃん。二十歳の息子がいる人をなんで若き名将とかいってたんだよ夏侯覇は。でもまぁおもしろいからいいか。