三国志メモ

ちくまの「正史三国志」を読んでる。田疇伝が非常に面白かった。主・劉虞が死んでしまったあと一族や仲間達を率いて山に隠れ住むのだが、そこで田疇を慕う人たちが来てだんだん人が増えてきたので自分で法律を作って秩序を保ったという。スゴイ。
その後袁紹袁尚の仕官を受けるも断り続け、のちに曹操に降って烏桓討伐に大いに貢献する。しかし結局その後の曹操の仕官も断る。
で、面白いのは、田疇伝の後半の話のほとんどが曹操による「なんとか配下にしたい」といろいろ試みる話になっているっていうこと。その田疇に対する惚れ込みっぷりが非常に楽しい。どんだけ人材コレクターだ曹操