三国志メモ

ちくまの井波律子訳「三国志演義」を読んでるんだけどどうも「棋」を全部「将棋」と訳してるみたいだ。「囲碁」と訳すべきだと思う。たいして重要なことでもないけど。


ちくまの「正史三国志」の武帝紀に時期的に死んでるはずの孫堅が出てくる箇所があり、「なんだこれ?」と思っていたが「呉書見聞」の他伝にみる孫堅伝によると、

筑摩の訳し方が悪いらしい(笑)正しくは、【汝南・潁川(えいせん)の黄巾賊の何儀・劉辟らは始めは袁術に味方したり孫堅に味方したりしていた。】

とのこと。なぁんだ。


正史三国志ではだいたい身長が八尺くらいあると長身らしい。諸葛亮が八尺、劉表が八尺以上、など。程碰は八尺三寸で実はかなりの長身だ。当時の一尺は約23cmらしいので191cmぐらいか。イメージに合わないぞ。
演義だと関羽の九尺とか兀突骨の十二尺(一丈二尺)とかスゴイのが出てくるけどそんなすさまじいのはいないみたいだ。てゆうか十二尺は言いすぎだ。絶対中の人とかいるぞそれ。