内村プロデュース

三村マサカズという男をプロデュース。「お気に召すまま〜ん」(4/7放送)の裏側と稽古の模様をさまぁ〜ず三村メイン(!)で追っていく企画。
今回の三村は主役であり、当然セリフも多いのにさらにレスリングも殺陣もダンスもこなすというハードな芝居。しかもこの人、物覚えが悪い。前作でも「メンバー内で1、2を争うほど物覚えが悪い」とネタにされてたのに今回は主役なのでさらに大変。
稽古中での「セリフ忘れちゃったから雰囲気で適当なアレンジ」セリフ面白いなぁ。堅いセリフを勝手に砕いてお喋り、みたいなヤツ。あれ好き。
殺陣のシーンは内村の「憂さ晴らし」とかで芝居本編の筋書きと全く関係なく急に宮本武蔵(三村)対佐々木小次郎(ゴルゴ)の対決。武蔵が中止になっちゃったので殺陣だけどうしても入れたかった、っていうただそれだけ。先にそれ言ってくれないと見てるこっちは「なんで戦ってんだよ!」って感じだったっつうの。
演出家内村が「殺陣はゴルゴは完璧なんだけど、あの人がねえ。あの人が」ってあの人呼ばわりしてたのが面白かった。
さりげなく武蔵の稽古の模様がちらっと流れてました。ああ、ホントにやってたんだ。
ダンスは前作に引き続き登場。三村と有吉が覚え悪くて何度も練習。でもそんな踊れてない三村にできばえを聞くと「まあまあかな」「もう完璧だね」とか言ってて面白い。
そんな三村が日を追うごとにいつの間にかセリフもバッチリ、ダンスも上達していた。すごいなぁ。そして舞台終了後はメンバーほぼ全員号泣。内Pは基本的にウリナリなどでの感動路線を避けてやってきてたけど、たまにはこういう全員一丸となって頑張ったっていう感動モノもいいね。
ってこの感想だけ見ると全編通して感動モノとして仕上がってたみたいに見えてしまうのかな。実際には間に「稽古中の一発芸の模様」とか面白いこともやってました。
いつの間にか本編見た感想より長くなってる。まぁブツ切りの本編より裏側の方が面白かったし。で、DVDは7月頃(予定)。買うしか。


ふと思ったけど前作の主役って誰だかよく分からない。多分若者4人たちなんだろうけど、今作の「三村1人」に比べると4人という数が主役の印象を薄めてたのかな。まぁ引っ掻き回し役の内村がやたら活き活きしてたからそっちに目が行ってたのもあるかも。