発熱地帯の人はkanose氏を煽ってる

それにしてもkanose氏の、WiiPC-98となるかもしれない、日本のゲーム業界は孤立するかもしれない、という主張の続きが読みたいもの。(後略)

8/19にこの記事の最後のほうで「オマケ」としてkanose氏に「続き書いてよ」と呼びかけていたが、反応がなかったからか、再度呼びかけ。

しかし日本のゲーム市場が急回復し、日本発のイノベーションが欧米にも広がりつつある今、くだらない妄言は雲散霧消しつつあります。そうなると論理的な議論はできず、きわめて主観的な未来論、妄念を述べるしかありません。
(中略)
おっ、そういえば、日本のゲーム業界の行く末を憂えたkanose氏のこの記事の続きをぜひ読みたいものです。

今度は本文中に。(例によって)煽ってます。「くだらない妄言」「主観的な未来論、妄念」。すごいや。
「この記事」というのはこれ。

いくつか気になる点がある。
まず第一に、記事が古すぎるということだ。5/29だよ。だからこそ「続きを」と言ってるんだろうけど。
もうひとつは、読めば分かるけど実際にはゲーモク氏の記事を引用しているだけで、kanose氏はあんましたいしたこと言ってないということだ。
というかkanose氏の意見はこれだけだ。

最近、日本のゲーム業界はかつての黄金期の日本映画のようになるんではないだろうかと考えることがある。

さらにつけくわえると、発熱地帯は、5/31の発熱地帯: ゲーム機がローカルプラットフォームという時代という記事で「日本は日本のゲームが売れ、北米は北米のゲームが売れる。そういうローカルな世界になるよ」(大意)と言っている。
同じじゃね?
いやゲーモク氏が日本のゲーム機を憂えているというのなら分かるのだが。
けっきょくkanose氏はゲーモク氏に「同意する」とも「しない」とも言っていない(明言を慎重に避けていた、と言ってもいい)ので、「日本のゲーム業界の行く末を憂えたkanose氏」はかなり牽強付会ではないかしら。
もしくはタイトルの「WiiPC-98となるのかはたまた…」に釣られたか(本文にPC-98のことは一言も触れてない)。

PC-98(が沈みゆくまで)の歴史についてちょうど書いていた記事。こういうのを読むと確かに「WiiPC-98となるのかはたまた…」はかなり扇動的なタイトルだったのだなぁと思う。
ということで、おもしろいのでkanose氏が続きを書くことをオレも希望します。(えー)