ITmedia News:はてな、アメリカへ

記事を読んで「『アメリカに行く自分』に酔っている」ように感じたのはオレだけか。

「映画館で『スターウォーズ エピソード3』を見ていてふと、『東京でぬくぬく暮らしていてはいけない』と思ったんですよ」

そして反省した。「もっと過酷な環境で頑張らないといけないのでは」と。昨夏のことだ。

ダースベイダーとなったアナキンは後に暗黒面に堕ちたことを悔いていたはずだが。

実は、かなり焦っていた。「東京に来てから、自分の手で新しいサービスを生み出せていない。受託開発していた京都時代と違って、新サービスの開発だけやっていればいいはず。手伝ってくれる人もたくさん増えたはずなのに、作れない。結構危機的ですよ」

京都から東京へ来て、「新しいサービス」を生み出すはずだったのに、それがダメだったからアメリカへ……?

京都から東京へ進出したとき、ある意味ではてなは京都から「逃げて」来た。むろん実際には逃げてきたわけじゃないだろうが、ちょうどその当時イザコザがあった最中だったのでそんな印象を受けた。

そして今、東京を「逃げて」アメリカへ行くのではないか。
オレにはそう思えてならないのだが。