他人の不幸は蜜の味: viaとは(はてなは貧相なキーワードの公開をやめるべきだと思う)を読んで

「viaとは」でググるとトップに来る「via」のはてなキーワードの説明文が適当だったので「もっと詳しく書けよ」っていうツッコミ記事。

「辞書を引けば分かるようなことをいちいちキーワードの説明文に書かなくていい」という考え方を持つ人がいて、正直なところオレも「まぁぶっちゃけそのとおりだよね」と思っていたのだが、はてなキーワードGoogleでかなり上位にヒットしてしまうようになった昨今ではそうともいえなくなってるのかな。
でもどうなんですかね。正直「『via』の語源なんか辞書引けばいいのに」とも思えるけど。

といいつつもオレは「青二才」っていうキーワードつくる時にどうせ役にも立たないのに語源をわざわざ調べて「由来がはっきりしない言葉だ」とかなんとか説明文書いてたというムダな(?)作業をした経験があるけど。いや「青二才」の説明文を見てもらったら分かるけどYahoo!辞書の「大辞泉」「大辞林」がそれぞれ違う由来を掲げてるんですよ。で、なんだこれと思って。

まぁ「青二才」の語の意味なんかたいてい誰でも知ってるのだから、説明文に語源を書いておくのはアリだろうとは思うものの、「はてなキーワード青二才の語源の情報なんかいるのかな?」と内心思ってたのは本当だ。

ところで今気づいたけど「google:青二才とは」で現在トップに来るサイト、「青二才(あおにさい) - 語源由来辞典」では「ボラの稚魚説」を有力と書いてますね。キーワードの説明文でも引用させてもらった「新背説がほぼ定説」という日国.NETの見解と違うじゃないか。本当にどっちなんだろう。

語源まで調べた「青二才」とは逆に、「大喜利」というキーワードを立てるときには、「大喜利とは」でいちおう検索したものの、ろくな文章がなかったのでやむなく「お題に応じた面白い回答を披露する演芸。」というテキトーな説明文を書いておいたことがあった。これだと説明が簡潔すぎてあまりよろしくない感じですな。でもいつのまにか「本来は寄席の最後に、出演者が勢ぞろいし、観客へのサービスとして謎掛け等を披露したのが始まり。」という文章を誰かが付け足してくれていたので、一応「寄席」が由来なんだってことが分かってよかったよかった、と勝手に満足してました。ま、語源はいまだ分からないままだけど。誰かご存知のかたはいますかね?

そういうわけで貧相なキーワードでもだんだん説明文が充実してくる、ということも時たまあるので(充実しないままのキーワードもたくさんあるけど)長い目で見ようや、とオレは思ってる。のだけれど、やっぱりGoogleでかなり上位にヒットするようになった昨今ではそういうのん気な考え方では問題があるのかなぁ、とまた堂々巡りの思考に。むむむ。