笑いの金メダル

M-1優勝者大集合スペシャル。岡田師匠!(勝手にそう呼んでる) パァ! 出た!出ました早くも。
上田がいない、と思ったら「(収録で)みんなでわいわい楽しくゲームしてたらマジで具合が悪くなって休んでる」とかで有田が司会。
前から思っていたのだがくりぃむしちゅーはときどきボケとツッコミが逆じゃないかと思うときがある。むかーしは逆だったらしいが。
しかしそれをいえばナイナイだってごく初期のころはボケとツッコミは逆だったそうだがあれは岡村がボケじゃなかったら変だ。でもくりぃむはなんか知らないけど今見ても有田がツッコミのほうがいいんじゃねえの? と思ってしまう。なんでだろう。ふしぎ。
アンタッチャブルのネタとニュース速報の奇妙なシンクロはどういうからくりなのだろう。偶然なんだろうな。一応情況を説明すると、アンタッチャブルの漫才中、山崎が会話の脈絡と関係なく唐突に「目撃者さえいれば」と言い出す、というボケがあった。そこから「なんらかの事件(確か殺人事件だったと思う)を目撃した人」のコントがはじまるのだが、そのボケが発せられる少し前にニュース速報のテロップが画面に流れ、結果的に山崎のセリフはそのテロップに沿って発せられたかのように映った。
しかしニュース速報のテロップは本当にたまたま事件があったから流れたのである。第一テロップが流れたのをうけて「目撃者さえいれば」と発言したならそれはちっとも唐突じゃない。ボケにならない。
そうするとニュース速報のテロップはボケつぶしだが、実際にはそのボケに対し柴田は「はいはいコントはじまったのね」みたいな感じで適当な流すツッコミを入れただけでさっさとコントに入ってしまった。まるで唐突に言ったボケではなかったかのようになった。たいていいつもこんな導入だから別に変ではないが、結果的に唐突に言ったボケがたまたまニュース速報と重なってシンクロを起こし、適当に流すツッコミもあたかもニュース速報の存在を知っていたから流すツッコミになったかのように映った。つまりニュース速報が流れたことによってかえってコントの流れは自然になったかのように映ったのだ。
なんだろう。あれは。演出なのか。まさかね。
出た!閉店!ガラガラ!