30minutes

いい出来。矢作が中心になる回に悪い回はないよ(思いこみ)。セクシーアドバイザー矢作に洗脳(?)されてゆくほかの人々がおもしろい。矢作の演出で小木が「バックがカッコいい」などと、ロミオ役(ロミオとジュリエット)なのになぜかキャスター付き椅子に座ってバックしてるマネをしながらセリフを言うのだが、その時はみんなふざけるな、とか言ってたのに、ひとりだまされふたりだまされ、けっきょく一番矢作のセクシーアドバイザーに不信感を抱いていた演出家日村さえもコロっと転換してしまうのがおもしろすぎる。「すべてお任せします」といって途中退場した設楽が最後に来て「なんだこれ?」みたいな感じで終わるのもいい。
それにしても「風呂あがりのOL」とか「ボクシングにかよってケガしてるサラリーマン」とか「お腹を壊して苦しんでる荒川」とか、一個一個の「セクシーポイント」がいちいちくだらなくて笑える。「お腹を壊して苦しんでる荒川を見て勃起する」ってどういう絵だよ(笑)。