キーワード削除論争に関して

日記 「ピンクダークの少年」のファンで毎日読んでいる。
で、id:tragedyさんが最近キーワードの削除に手を出しているのを見ていたのだが、もしかするとキーワードモデレーションシステムについて誤解があるんじゃないかな、とふと思った。
参考にしたのはこのあたり。

(今さら取り上げることでもないが、「in the air」はユーザ名を日記のカテゴリに使っているので特定のユーザについての記録を追いたいときに便利なようにできている。つくづくすばらしいアイデアだと思う)
一点は、「全ユーザがリンク不要にするのは面倒だ」という旨を述べている点だ。おそらくキーワードモデレーションシステムを「とある日記管理者がなにかキーワードにリンク不要に入れるとその当人の日記にはそのキーワードはリンクされない」システムだと思ってるのではないか。そういう印象を受けた。
そうではない。キーワードモデレーションシステムとは「あらかじめ日記の『設定』で『スコア○○からリンク』を設定しておくとスコア○○以下のキーワードはリンクされない」というシステムだ。そしてスコアはリンク可:リンク不要の割合を示す数値なので投票者が一人だろうと二人だろうと機能する。だから、「全ユーザがリンク不要にする」必要は全くない。「全ユーザにスコアの設定の変更を強いるのは負担になるからよくない」と言うことはできるかもしれないが。
こんなことを書いておいて、「それぐらい知っとるわボケ」なんてことになったらマヌケだなぁオレ。その時はごめんなさい。
もう一点は、「キーワード削除ガイドライン」が「キーワードモデレーションシステム」導入以前に書かれたものなので、必ずしも全面的に有効ではないのではないか、という点だ。といっても別に無効になる訳でもないが。「スコアを下げる事でミスヒットが防げるので、誤爆が即削除理由とはならないのではないか」と考えている人はそれなりに多くいる。というか、ミスヒットを「削除」以外の方法で防ぐ為のアイデアキーワードモデレーションシステムの導入だったのだから、そう考える人が多いのは当然ではある。
もちろん「それでもやっぱり誤爆があまりにもひどすぎる」という点は無視できない。だから主張は依然として筋が通っており間違っているわけではないと思うのだが、もし今あげた事について誤解を持っているのなら、認識を改めた上で再度議論を進めてほしいと思う次第。
で、「だから知ってるってバカ」ってことだったら本当にごめんなさい。