虎の門・しりとり竜王戦

第4回になるしりとり竜王戦。前にやった予選で独自の志茂田ワールドを繰り広げていた志茂田景樹ジャリズム渡辺、千原Jr.らが参戦。
千原Jr.のハイクラスなしりとりに終始たじろいでました。テレビに向かって「いや分かんねえよ!」とかツッコんでみたり。ジャリズム渡辺はもっと見たかったなぁ。途中から「言い方だけか?」ってのがばれてて、でもやっぱり独自の世界を築いてたのがグッド。「イギリス人でございます」はメッチャ好き。
板尾、有野両名人はさすがの貫禄。準決勝ですごいいい試合してた。「珍しいオリンピック競技」と言うお題で、

  • 血豆持ち三段跳び
  • 木登り早降り
  • いじめられっこ投げ
  • イメージ110mハードル
  • ビールかけられ
  • レンコン穴くぐり
  • 理科室早移動
  • 父ちゃんと跳ぶ

とハイレベルなしりとりの応酬。結果は1ポイント差で有野の勝利。
渡辺、千原の準決勝は「まだ知られていない健康食品」でハイクラス千原は「例のやつ」「ルーズソックスのあれ」などハイクラスなしりとりを出しまくってて「わかんねー」とずっと言ってた(オレが)。でもまあ分かんないけど確かに面白い。渡辺の「積み木のだし汁」「妊婦の笑顔」とかが好きだったが千原が僅差で勝利。もっと見たかったなぁ。
決勝、有野vs千原Jr.(ハイクラス)は「深い事情がありそうな言葉」というお題で、

  • 小3だが喪主
  • 弓だが矢がコンパス
  • いとこだが取り立てる
  • 妹だが取り立てられた
  • 胃カメラだが短い
  • 意識はないのだがマフラーを編みきった
  • いいやつなんだがバツ
  • 血まみれなのだが大爆笑

といったハイクラスなしりとりの応酬。途中で出た「タイプなのだが殺す」は板尾へのリスペクトか? ウケは良くなかったけど。千原の「小3だが喪主」「胃カメラだが短い」「いいやつなんだがバツ8」それに取り立てシリーズなどは非常によかったがやはり歴戦の有野にはわずかに及ばず。有野の「意識はないのだがマフラーを編みきった」は言い回しも含めて最高峰の出来だった。「偶数回は勝つというジンクスを作ります」との前宣言通り有野が第2回に続いて第4回も優勝。
今回出なかった有田、ハイクラス千原、渡辺はまた見たい。
あの予選のすさまじさが見る影もないスベリっぷりだった志茂田や途中からペースが乱れて普通のしりとりしてた大久保は、まぁ次頑張れってことで。